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脂肪肝の検査方法まとめ

高カロリーの食事を好む人やお酒が大好きな方は注意したい脂肪肝ですが、自覚症状がほとんど見られないのが脂肪肝をはじめとする肝臓の病気です。
定期的に受けることが大切な脂肪肝の検査なのですが、具体的にどのような検査をしているのでしょうか。

 

・血液検査
脂肪肝の検査で最も基本となるのが血液検査です。
血液の数値を調べることで、肝臓の状態を知ることが出来ます。
肝臓の状態を知る上で、最も注目したいのが、ALTとAST、そしてγGTPという3つの数値です。
これらは、肝細胞の中に存在する酵素で、エネルギー代謝をサポートしているものです。
なにかしらの異常があり肝細胞がダメージを受けてしまうと、これらが血液の中に漏れ出すようになります。
血液中に漏れ出すので、血液検査をしてみると当然ながら数値も異常に高くなります。
肝細胞にダメージを与える原因に、脂肪肝や肝炎などが疑われます。

 

・エコー検査
人間ドッグなどではより詳しい画像診断のCT検査や腹部超音波検査のエコー検査が行われます。
エコー検査は、脂肪肝を診断するうえで、よく用いられる検査方法です。
お腹の上から超音波のエコーを肝臓のある部位にあて、モニターで肝臓の状態を確認します。
血液検査と同時に行われるのがほとんどで、血液検査で数値を確認し、エコー検査では、肝臓の中の状態を実際に目で見て確認します。
こうすることで、より正しい診断をすることが可能になります。
脂肪肝になっている場合は、脂肪部分がモニターに真っ白に写ります。

 

・CT検査
CT検査は、エコー検査の普及により、ほとんど用いられなくなったものの、エコー検査のみでは診断が難しい場合に用いられることがあります。

 

・肝生検
直に肝臓から組織片を採取して、顕微鏡でそれを観察するのが肝生検です。
画像診断よりもより正しい検査結果を導くことが出来る検査です。
肝疾患の状態などを正確に把握できる検査ですが、肝臓に直に針を刺して肝細胞を採取するといった検査方法なので、非常に手間がかかります。
脂肪肝が進行して、肝炎なども疑われる場合に、肝生検が必要になってきます。
肝生検には、1時間ほど時間がかかり、肝臓への負担もかかります。
通院だけでなく入院も必要になってきますから、他の血液検査やエコー検査のように誰もが気軽に行える検査ではありません。

 

沈黙の臓器と言われる肝臓は障害にも強い臓器で、症状が進行しないと自分では異常に気が付くことができません。
脂肪肝も自覚症状がないので、定期的にこれらの検査を行い、肝臓の状態を把握しておくことが大切です。